今週の「人生はもっとニャンとかなるシリーズ」のカレンダーです。
本では、豊田佐吉の逸話が紹介されています。
TOYOTA自動車の前身である、豊田紡織の創始者・豊田佐吉。
彼は少年時代「むっつり佐吉」と呼ばれて、内気な性質で人とはほとんど口をきかず、一人で考え事をしている子どもでした。
そんな佐吉が変わったきっかけは、特許条例について知ったことです。
特許条例は「世の中にないものを人間の頭の中から考え出すための法律」だと聞き、「自分がやるべきことは発明だ!」と興奮したのでした。
それ以来、厳しい父親の目を盗んで特許に詳しい先生のところにいき、発明に関する話を熱心に聞き、議論を交わしたのです。
人間関係が苦手だったとしても、好奇心を育てることで、人との間にある壁を自然に乗り越えることができます。
しょせん人は孤独なものだと思っています。
例外を除き、生まれてくる時も死んでいく時も、一人です。
しかし、社会という場では、けして一人で生きていけるわけありません。
この世に生まれた瞬間から、大勢の人と関わって最後にはまた孤独に戻っていくのです。
すなわち、たくさんの人と出会うためにこの世に出てきたのです。
こんな話があります。
人生80年として、人が一生で出会う人の数は、
何らかの接点を持つ人 30,000人
同じ学校や職場、近所の人 3,000人
親しく会話を持つ人 300人
友人と呼べる人 30人
親友と呼べる人 3人
これを確率に直すと
何らかの接点を持つ: 24万分の1
学校や職場、近所の人と出会う: 240万分の1
親しく会話を持つ人と出会う:2千400万分の1
友人と呼べる人と出会う: 2億4000万分の1
親友と呼べる人と出会う: 24億分の1
人との出会いが天文学的奇跡だということはこの数字を見ても明らか。
すれ違った人、好きな人、嫌いな人、助けられた人、喧嘩した人、優しい人、厳しい人
奇跡のように巡り合っているからこそ、一つ一つの出会いに感謝して、大切にしていきたいですね。
「人見知り」って言ってる暇ないですよね。(笑)